アンナの子孫、Fritz Kussinさんが永眠されました
ルイザの姉で『若草物語』長女メグのモデル、アンナの曾孫にあたるウィリアム・フレデリック・フリッツ・キュースン・ジュニア(Fritz Kussin(William F. Kussin))氏が2026年8月27日、93歳で亡くなりました。
フリッツさんは1933年1月29日生まれ、父はウィリアム・F・キュースン氏、母はルイザ・メイ・オルコット(プラット)・キュースンさんで、長年オーチャード・ハウスミュージアムの理事を務めました。
追悼式は10月23日(金)にコンコードの教会で執り行われます。この日は、2006年に名誉市民に選ばれた生前の功績を偲んで、コンコード町旗を半旗として掲げることが決まりました。
オルコット家が大切にしてきた精神を次世代へとつないでいたフリッツさんの訃報について、若草物語クラブ名誉会長も務める、オーチャード・ハウスミュージアムのジャン館長は、「私が初めてオーチャード・ハウスに来た当時、構造上の問題で建物の修復のために巨額な費用が必要となるなど大変な時期でしたが、フリッツはいつもそばにいて支えてくれました。自分の考えをしっかりと持っていながら、人の意見に耳を傾けることのできる方でした」と語っています。
オーチャード・ハウスミュージアムでは、日本の『若草物語』のファンや、生涯の大半を過ごしたコンコードの姉妹都市である北海道七飯町との交流を常に気にかけていたフリッツさんの功績をたたえ、寄付を受け付けています。
心よりご冥福をお祈りいたします。

右上:中央がフリッツさん。頭に紅茶ポットにかぶせるティーコージーを載せています。左が従兄弟のフレデリック・オルコット・プラットさんと友人(右)
左下:フリッツさん(右)とジャン館長(中央)、フリッツさんの孫リビーさん。雑誌のクリスマス号掲載用で撮影した写真
右下:2002年、コンコードの劇『若草物語』で、ダッシュウッド氏の役を演じたフリッツさん

