若草物語シリーズ作品も楽しめる、ちばかおりさん新刊「『世界名作劇場』の家と間取り」が発売になりました！
WakakusaMonogatariテレビアニメを代表するシリーズとして長年にわたり、愛されていた「世界名作劇場」の舞台となった家の数々を取り上げた「『世界名作劇場』の家と間取り」（ちばかおり文／絵：エクスナレッジ、2,090円（税込））が8月2日発売になりました。著者のちばかおりさんは若草物語クラブ会員です。
世界名作劇場の第1作『フランダースの犬（1975年）』から今年はちょうど50周年。本作は、主人公たちが家族と暮らし、生活の苦楽を共にした作品の舞台である「家」に着目し、当時の設定資料や本編映像を見直して描き起こしたという、詳細な間取りと再現された家の様子を鮮やかなイラストで楽しむことができます。また制作スタッフへのインタビューをはじめ、作品を知る上で欠かせない貴重な資料も多数収録されています。
「アメリカ東部の住宅」として、『愛の若草物語（87年）』『若草物語 ナンとジョー先生（93年）』も取り上げられています。『若草物語』シリーズのアニメは、どんなイメージや設定から作中の家がつくられ、あの名作誕生につながったのか。当時お気に入りだったシーンや登場人物を思い出しながら、楽しめる著書となっています。
ちばかおりさん：児童書を中心に編集に携わる傍ら、『ハイジ』『大きな森の小さな家』など海外児童文学や、「世界名作劇場」の調査・聞き取り、研究をライフワークにしている。多数の著書・挿絵で活躍中。若草物語クラブ会員。
